いくつかの試合

ミッドウィークに行われたいくつかの試合結果について

まずはブンデス・リーグの第２９節。
バイエルン・ミュンヘン、ヴェルダー・ブレーメン、シャルケ０４、いずれも勝利したが、バイエルンとブレーメンの勝ち点差は１０のまま。
シャルケとブレーメンの差は２。
残り５試合。
バイエルンの優勝はほぼ濃厚。
まぁ、今年のバイエルンはブンデス・リーガの中では反則と言える位の陣容。
これで勝てなきゃ、おかしいです。
去年のへまのお陰でＵＥＦＡカップへの出場でしたし。
（こちらも順調に勝ち進んでいます。準決勝はロシアのゼニト・サンクトペテルブルク。このチームはシャルケ０４のスポンサーのガスプロムが経営しているチーム。う～～む、複雑。）
ま、バラックとかハーグリーブスを売ったときの大金を使ったわけです。
バラックの移籍金なんかをなぜかキープして使わなかったんだけど。
去年ＣＬ出場権獲得失敗がかなりショックだったらしい。
（ま、ベッケンバウワー会長の雷が現場のＧＭとかに落ちたらしい。それまでお小言程度で済んでたのがね。）

次に、スペイン国王杯。
バレンシア対ヘタフェ。
経営努力で、少ない資金ながらも堅実にやってきたヘタフェ。
特にアンフェル・トーレスが会長になってからは着実にチーム力をつけ、そこそこ戦えるチームに。
このところは、プリメーラ・ディビシオンの中位にそのポディションをおいている。
複雑なのは、バレンシアの前監督のキケは元ヘタフェの監督であり、バレンシアから若手選手を借りたりしていて、その関係は意外と親密ってところ・・・。
でも、ガチンコ勝負となって、ま、結局はバレンシアの自力勝ち。
ヘタフェ自身は初のタイトルを賭けた戦いでしたが、あえなく撃沈。
バレンシアは国王杯７度目の戴冠。

しかし、クーマン監督はどうやら解任されるよう。
しかも、今週内にもって話もあり。
問題は、彼のつれてきたスタッフの分も含めてチームが監督たちに払わなくてはいけない契約解除金。
（なんじゃそりゃッ！！）
結果が出てないから首なのに、総額１６億円近い額を払わなきゃいけないらしい。
しかし、バレンシア、財政難でそんな金は払えない。
で、監督の代理人と交渉中。
１年分の年俸（大体監督だけで５億くらい。その他も入れると８億くらいとか）で許してと泣きついてるらしいが、どうでしょうねぇ。
最悪、そのために主力選手を売りに出さなきゃいけないかも。

しかし、とりあえずＵＥＦＡカップの出場権は確保。
来シーズンにむけ、僅かながらも光明が。

でも、たぶん主力選手は移籍を希望して、そのうちそれなりの人数が移籍していくことになるんだろうなぁ。
ビージャについては、アーセナルを逆指名したとかいう報道もあるし。
もし本当なら、かなり大きなニュースになるよ。
しかも、そうなると、当然アーセナルとしても大きな補強になるし。
他の選手の足止め効果も絶大。
アデバイヨールにとっても、プラスだろうね。
現状、エドゥアルド・ダ・シウバは２００８年中は棒に振ることになりそうだし、ファン・ペルシーはどっちかっていうとトップ下がサイドだし。
ベントナーは使えないし。
２トップを組む相手としてはＧＯＯＤだろうね。
他の選手にしても競争力が付く→タイトルが近づくわけで。
来シーズンに向けかなり期待が持てるってことになるから、チームに残留する可能性が高くなる。
アーセナルにとってはいい情報ですが、バレンシアとしては頭が痛い。

 

今ひとつだけ。
延期されていた、ユベントス対パルマ戦が行われ、ユベントスが勝利。
これで５位のＡＣミランとの勝ち点差は１２。
リーグ戦の残り試合は各チームとも４試合。
これで、来シーズンのＣＬ出場権はほぼ手中に収めたことに。
あとは、来シーズンに向け、選手とスポンサーの確保に走るだけ。
これでまたＣＬでユーベが見れるぜ！！
頑張って選手を揃えて下さいよ、首脳陣！！

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