オーストラリア旅行時の注意事項 ウルル篇

ウルルを始め、ウルル・カタ・ジュタ国立公園内はアボリジニの人々にとって聖地であり、できれば立ち入ってほしくない地域です。
そこに我々観光客が立ち入らせてもらっているのだということを忘れてはいけません。

そこで、まずは写真についてです。
ウルルは特に聖地として敬われており、アボリジニの方々の聖なる儀式が行われる場所が多数あります。
場所によっては撮影・立ち入りが禁止されている地域があり、それを破ると罰金が科せられます。

 

 

また、ウルルの登山に関しては、アボリジニの方々の儀式があるときや、強風や降雨で中止されることが多く、ツアー等で予定されていても実際には登山できないことが多々あります。
ちなみにアボリジニの方は特に儀式でもなければ、ウルルに昇ることはないと話に聞いたことがあります。
また、聖地であるウルルに観光客が上ることも好ましく思っていないようです。
出来れば登ってほしくないし、怪我人はもちろん死者はとにかく出したくないという思いから、登山の制限はかなり厳しいものとなっています。
しかも、この登山はロッククライミングに近く、ハイキング気分で行くと大変な目にあうので、かなり経験のある方でも重装備で行くことをお勧めいたします。
（こんな感じの所を登っていきます↓）

 

ちなみに私が訪れた日は、強風のため登山が中止となりました。

 

 

また、いくら涼しい日でも、水分は多めに（丸一日いるなら２ℓほど）用意していったほうが良いでしょう。
乾燥地帯のために汗が吹き出るといった感じの事はあまりありませんが、かなりの水分を消費するようで、水分をあまり取らないと脱水症状を起こす方もいるようです。
（私のツアーの方にも２人ほどいらっしゃいました。）

ウルル

 

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