セリエA 第３７節 結果

まずは試合結果から。

まずは、インテル・ミラノの引き分け。
ホームで、相手はシエーナ。
まさかまさかの引き分け。
ここ１０試合の結果を見れば、決して結果が出ていないわけではない。
ここ１０試合で５勝３分２敗。
それなりに勝ち点を上げている。
その勝ち点は１８。
上々だろう。
しかし、なぜかいまいち勢いが感じられない。
なんとも低調な感じだ。

理由は３つ。
負け星が対ユベントス、対ＡＣミラン戦といずれもライバル対決であること。
それと試合内容だ。
下位のチームを圧倒できずにグズグズとした試合をする。
そして、インテルを上回る勢いのチームがいること。

２位、ＡＳローマは今節も勝利。
アタランタに追いすがられたものの逃げ切っての２－１。
今季絶望のエース、トッティがいない中での優勝争いで、最終節を前についに勝ち点１差。
勝ち点で並んだ場合は当該対戦成績によりインテルが優勝となるため、なんとしても勝ち点で上回らなければならない。
つまり逆転優勝には勝ちが必須。
勝って、インテルの引き分けか負けを待つ格好。
最終節はアウェーでのカターニア戦。

さて、ＣＬ出場権争いはここでも一悶着。

まずはフィオレンティーナ。
前節終了時点でここ５試合１勝３分１敗と勝ちきれない感があったが、ＣＬ出場権から転がり落ちて火がついたのか、パルマ相手に３－１で勝利。
勝ち点３をゲット。

一方のＡＣミラン。
ピルロの出場停止が効いたのか、ナポリ相手に３－１の大敗。
この結果、ＡＣミランとフィオレンティーナの順位が入れ替わって、フィオレンティーナが４位でＣＬ出場圏内へ。
ＡＣミランフィオレンティーナと勝ち点２差の５位に。
最終節、フィオレンティーナはアウェーでトリノ戦。
一方のＡＣミランはホームでウディネーゼ戦。

下位の方では、トリノがリヴォルノに勝って残留が確定。
一方のリヴォルノは降格が確定。
カリアリもウディネーゼに勝ったことで残留が確定。

カターニアはユベントスと引き分けて、勝ち点１をゲット。
これにより最終節、ＡＳローマ相手に引き分けられれば自力で残留。
（パルマとの直接対戦結果による）

しかし、ＡＳローマの執念を考えると自力は厳しいか。

パルマは前述の通り、フィオレンティーナ相手に惨敗。
最終節はインテル・ミラノ戦。
ここで勝てれば英雄モノ。
勝っても残留できるとは限らないが・・・。

エンポリはレッジーナ相手に２－０の玉砕。
最終節でレヴォルノに勝ってカターニアが負けても、対戦成績の関係でカターニア上回ることは出来ず降格が確定。
レッジーナは残留が確定。

最終節の残留をかけた闘いは、パルマとカターニアの間でのみとなる。

では、順位表。

さて、これで、今シーズンも残り１節。
泣いても笑っても、この最終節で全てが決まる。
優勝は？
残留は？

ＣＬ出場チームは？
全ては最終節で。

タグ：サッカー セリエＡ イタリア インレル・ミラノ ＡＳローマ ユベントス フィオレンティーナ ＡＣミラン リヴォルノ エンポリ パルマ カターニア レッジーナ トリノ カリアリ