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演劇公演情報

ファルスシアター 第15回公演
「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」
(作:レイ・クーニー 訳:小田島恒志 演出:遠藤隆之介)

2010年12月23(木・祝)~26(日)   
シアターグリーン BASE THEATER

♪日程♪
23(木) 14:00&19:00 /24(金) 14:00&19:00
25(土) 14:00&19:00 /26(日) 15:00のみ
受付は開場の60分前より、開場は30分前よりとなります。

♪チケット情報♪
前売り:一般2500円/当  日:一般2800円 
高校生以下:1000円(学生証提示)/リピーター:1000円(半券提示)

チケット・その他お問い合わせ
farce_theater@yahoo.co.jp

FIFA移籍規約第17条 [サッカー]

さて、お約束通り、FIFAの移籍規約第17条について解説してみよう。

この条文はそもそもは“飼い殺し”状態にある選手を念頭に作られたものだと考えていただきたい。
その条文は、
「28歳未満で契約した選手の場合は契約から三年、28歳以上であれば二年経過した時点で、選手が一方的にその契約を解除できる」
というものである。

つまり、契約期間が8年であろうが10年あろうが、選手が契約延長・契約更改を拒み続ければ、契約期間内であっても所属クラブチームの同意なしに移籍できるということである。

先ほども言った通り、この規定は“飼い殺し”対策の一環として用意された。
たとえば、ビジャレアルにいたリケルメや一時期のモリエンテスなどかそうだ。
(現在のバレンシアの選手たちもこれに当てはまってくる選手はいるだろう。)

しかし、これを使って欲しい選手を引っこ抜いたり、行きたいチームに行く選手が出始めて、一気にクラブチーム間に緊迫感が広がった。

当時ハーツに在籍していたアンディ・ウェブスターや、昨夏ウディネーゼに在籍していたディ・サンクティスの移籍が代表例だ。

実際には、これをちらつかせてそれよりも早く移籍させてくれと迫ったり、高待遇を引き出そうとしたりする選手が多くなった。
こちらの例としてはリケルメやアンリが代表例だ。

実際、この規定を使ったとしても移籍金は発生する。
しかし、その移籍金はFIFAの定めた算出方法で出される。
残り契約年数や選手の年齢、それと年俸。
これらを加味して算出されるが、そこに市場価値というものは全く加味されない。
それは、チームと選手間の契約で設定される契約解除金をはるかに下回る額となる。

たとえば、今年の夏にこの規定の対象となり、実際にその移籍が噂されている選手のうち代表例を出すとするならロナウジーニョが好例だろう。
彼に設定されている契約解除金や市場価値は70~100億程度といわれている。
無論、ここのところの調子の悪さもあるが、それでも70億を下回ることはないと思う。
しかし、ACミランが提示したといわれる額は30億。
迎え撃つバルセロナは40億を提示というから“?”となる人もいるはずだ。
しかし、ここに“17条”が関わってくる。
彼の契約は2010-2011シーズン終了と共に終わる。
つまり、今年が終わると残り3シーズン。
それと彼の年齢、28歳。
現在の年俸、900万ユーロ(推定)。
これで算出される額はおよそ30億円前後(2000万ユーロ)と言われています。

つまり、ACミランの提示額は行使しようがしまいが変わらない額。
バルサ側は、秩序を保つつもりがあるなら色をつけろ、いったところ。
実際には2200~2500万ユーロで決着が付くといわれています。

さて、ここにものすごい額の契約解除金が設定されている選手がいます。
その額、1億5000万ユーロ、約225億円。
その選手は、バレンシアのビージャ。
オーナーで前会長のソレル氏が設定した額ですが、これはクリスティアーノ・ロナウド以上です。
しかし、契約を最後に更新したのは2006年3月。
来シーズン終了で“17条”を行使できる。
そのとき弾き出される額は40億円前後。
そして、彼は契約更改に全く応じていません。
現状バレンシアの状態は最悪。
UEFAカップの出場権こそスペイン国王杯を奪取することによって確保したものの、未だチームは降格の可能性があり、来シーズンのチームの状況も真っ暗闇。
ほとんど崩壊状態。
そんなチームに居たくないというのが本音らしい。

そんな状況から、今シーズン終了と共にビージャがより高値で買ってくれるチームに売りに出されるのではと、言われています。

つまりクラブチームにとっては、これは爆弾なのです。
今までのように、ただ長い契約期間を取るだけでなく、さらに毎年のように契約更新をし選手をチームに釘付けにしておかねばならない。
これは、選手の年棒の高騰にもつながることになるでしょうし、それはチームの財政基盤を危うくさせる可能性も当然ながら含んでいます。

現状この規定で大型移籍がないのが不思議なくらいですが、今年の夏にはロナウジーニョはもちろん、デコ、ザンブロッタ、シェフチェンコ、ランパード、バラック、ロビーニョ、カンナバーロ、ファン・デル・ファールト、とまぁ、メジャーどころだけでも、こんなに・・・。
いやはや、いずれも移籍話がちらほら出ている選手ばかりです。
果たして実際“17条”を使う選手が出てくるのかどうか。
気になるところです。


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